株主総会詳報・三菱自動車(3)

益子社長「いつかパジェロ、ランエボの開発に挑戦したい」

 山下副社長「明確な目標設定については、これはすでに会長、CEOから発言があったように、成長目標、それを受け他部署、グループ目標を持つ必要がある。新しい規範の設定については、MMCウェイ、社長からも触れてもらったが、透明性高めるとかスピードあげるとかを設定して、展開している。開発にあたっては、法規の外側にある安全、環境の理念を新たにした。コミュニケーションもかけ声だけではだめで、機会をつくる必要がある。相談機会増大のため、必要な検討会を積極的に設定して、より、意見交換ができるように制度化を図っている。リソースマネジメントがうまくできていなかったことで、結果的に現場が苦しんでいた。工数委員会で議論して、必要な工数あてがうようにしている。人事評価制度も、より認められてやる気につながる制度にした。教育制度は、技術力、マネジメント力、人間力の3つにわけて、全従業員がうけられるように進めている」

 山下副社長「改革を受けての最近の中堅層の生の声を紹介する。『トップマネジメントが増え コミュニケーションが格段によくなった』『本部の計画、部門の計画、グループの計画を段階的にわけて説明することで、会社の方向性がわかりやすくなった』『設備の老朽化の刷新計画を進めている』『(何でも) 言ってもよいという雰囲気が出てきた』『部中心に業績改革活動を行うが、広範囲な社員をまきこみ、自主的活動が広がりつつある』という声だ。こういうものがさらに広がる構造改革進めたい。開発部部門だけでなく、全社的な動きになる」

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