株主総会詳報・三菱自動車(3)

益子社長「いつかパジェロ、ランエボの開発に挑戦したい」

 株主の書面「燃費不正問題の再発防止と商品ラインアップの充実については」

 益子社長「昨年の燃費不正問題では多くの方に心配をかけて申し訳なかった。燃費不正の再発防止、社員の意識改革が社内での最大の課題だ。法令遵守体制の強化のための人材も補強した。透明性確保、外部視点の投入を進めている。会社を危うくするリスクへの対応も進めている。当社は信頼回復の長い道のりを踏み出したばかりだ。信頼回復抜きに業績回復は難しい。スピード感もって改革に取り組む。株主さまには理解とご支援を頂きたい」

 山下光彦副社長「構造改革の具体的な内容について説明する。まず、不祥事の要因について。過去の不祥事全体から、こう総括している。原因はいくつかあるが、1つは会社の目標、とくに成長目標を見失っていたし、明確に持てなかったことがある。2つめが、いろんな会社の組織、階層の中で、よりどころとなる判断基準が明確でなかったことがある。個々人、個々の部署の判断が失敗を招いた。全般的にコミュニケーションが不得手で、協議が上手でない。それから、計画が不足している。初期段階の計画があって、そこに変更が加わると、下流工程に多大な影響が出た」

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