自民党の豊田真由子衆院議員が秘書に暴言、暴行 週刊新潮が「その女代議士、凶暴につき」と報道

豊田真由子議員
豊田真由子議員

 自民党の豊田真由子衆院議員(42、埼玉4区、当選2回)が元政策秘書の男性(55)に、暴言、暴行をはたらいていたと22日発売の「週刊新潮」が報じた。元秘書が同誌に告発する形で明らかにされた。

 昼の日本テレビ系のニュースでは、この報道で23日告示の東京都議選への影響について自民党内に危機感が広がっていると伝えられるなど、波紋が広がっている。

 「週刊新潮」の『「豊田真由子』その女代議士、凶暴につき」の見出しの記事によると、元秘書は5月20日、豊田氏を乗せて運転中、後部座席から「この、ハゲーーーーーっ!」「ちーがーう(違う)だーろーーーっ!」などと罵(ののし)られ、左のこめかみ付近を6、7回殴られたという。

 豊田氏は、支持者に送った誕生日カードのあて名と名前が異なっていたことから激怒した。元秘書は20日前後にも暴行を受け、「顔面打撲傷」などの診断書が出されているという。

 元秘書は豊田氏の音声を録音していた。新潮はネット上で一部を公開するとともに、記事では「ミュージカル調」と紹介している。

 豊田氏のホームページによると、私立桜蔭中、高を経て、東大学法学部を卒業。平成9年に厚生省(現在の厚生労働省)に入省した。

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