タカタは財務の健全性を示す自己資本比率が平成29年3月末で7%となり、前期末(27・5%)に比べ大きく悪化した。世界で1兆円超を見込むタカタのリコール費用の大部分を肩代わりした自動車メーカーは、債務総額が確定し、再建をより確実に進められるとして法的整理の申請をタカタに強く求めていた。
タカタは27日の株主総会で、約6割の株式を握る創業家の高田重久会長兼社長を含む現取締役6人の再任を求める。高田氏は再建の見通しが立った段階で辞任する意向だ。
タカタは財務の健全性を示す自己資本比率が平成29年3月末で7%となり、前期末(27・5%)に比べ大きく悪化した。世界で1兆円超を見込むタカタのリコール費用の大部分を肩代わりした自動車メーカーは、債務総額が確定し、再建をより確実に進められるとして法的整理の申請をタカタに強く求めていた。
タカタは27日の株主総会で、約6割の株式を握る創業家の高田重久会長兼社長を含む現取締役6人の再任を求める。高田氏は再建の見通しが立った段階で辞任する意向だ。