ニホンジカとマーラの赤ちゃんが生まれた和歌山公園動物園(和歌山市一番丁)で、新たにニホンジカの赤ちゃんが生まれ、来園客を楽しませている。
赤ちゃんは、うたた寝をしていても飼育員が近づくと逃げ出すなど、少し臆病な様子。時折母親に毛繕いしてもらいながら甘える姿も見られる。性別はまだ分かっていないという。
同園では繁殖を進めるため3月にニホンジカを5匹増やしており、雌2匹が出産。市和歌山城整備企画課の担当者は「こんなに早く赤ちゃんが生まれてびっくりするとともにうれしい。成長を見守ってほしい」。同市の主婦、堀井香央里さん(36)は「お母さんのお乳を吸って、かわいらしいですね」と笑顔で話していた。
午前9時〜午後5時。問い合わせは同課((電)073・435・1044)。