大分震度5強、熊本地震との関連薄い 「大雨予想の地域は土砂災害に注意」 気象庁会見

 大分県南部で20日夜に観測した最大震度5強の地震について、気象庁は21日、昨年4月に発生した熊本地震との関連は薄いとの見解を明らかにした。南海地震の震源域と重なるが、こちらも関連は薄いとという。

 気象庁によると地震は20日午後11時27分、大分県と愛媛県の間の豊後水道で発生。震源の深さは42キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5・0と推定される。大分県佐伯市で震度5強だったほか、九州から四国地方にかけての各地で震度1以上を観測した。発生メカニズムは北西-南東方向に張力軸を持つ正断層型とみられる。

 今回の地震は、列島がある大陸側のプレートの下に沈み込むフィリピン海プレートの内部で発生。昨年4月に熊本、大分両県で発生した熊本地震の震源域からは遠く、両プレートが接する南海トラフからも距離があり、メカニズムが異なることから、気象庁はいずれの地震とも関連は薄いとみている。

 気象庁の尾崎友亮地震情報企画官は「明日にかけて大雨が予想される地域もあり、土砂災害などに注意が必要。揺れの強かった地域は今後1週間は最大震度5強程度の地震に注意してもらいたい」と呼びかけた。

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