【トランプ政権】トランプ氏「前政権が結んだ合意を破棄する」 キューバ新政策を発表 「断絶」は見送り(1/2ページ) - 産経ニュース

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トランプ氏「前政権が結んだ合意を破棄する」 キューバ新政策を発表 「断絶」は見送り

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は16日、フロリダ州マイアミで演説し、キューバ政策を変更すると発表した。米国はオバマ前政権下で約半世紀ぶりにキューバと国交を回復したが、今後は圧力強め、キューバ軍が管理する企業と米企業との取引規制や、米国民のキューバ渡航制限を強化する。

 トランプ氏は演説で、キューバのカストロ政権による人権侵害を「野蛮だ」と非難し、自由選挙の実施や政治犯の釈放、表現の自由の尊重を要求。これらが実現するまで「キューバに対する経済制裁を解除しない」と言明した。

 また、オバマ前政権がカストロ政権と結んだ合意を「破棄する」と表明し、新たな合意に向けて再交渉に入る考えを示した。

 新政策ではカストロ国家評議会議長の娘婿が運営する軍ビジネス部門「GAESA」への締め付けを強化。米企業が同部門と取引するのを禁止するほか、米旅行者に対して軍部の経営するホテルに宿泊しないよう注意喚起する。また、米国人には「教育目的」を名目に認められていたキューバへの個人旅行が禁止される。

 さらに、トランプ氏はカストロ政権に対し、米東部で1970年代に警官を殺害してキューバに亡命した急進黒人組織「ブラック・パンサー党」のアサタ・シャクール元構成員の身柄引き渡しも求めた。