【エンタメよもやま話】極道ヘルパー、変態ケアマネ、老人はカネ…「絶望の超高齢社会 介護業界の生き地獄」が暴く〝不都合な真実〟(3/5ページ) - 産経ニュース

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極道ヘルパー、変態ケアマネ、老人はカネ…「絶望の超高齢社会 介護業界の生き地獄」が暴く〝不都合な真実〟

 そんな闇のなかでも、最も驚愕(きょうがく)させられるのが「暴力団と元受刑者が跋扈(ばっこ)している」という第6章です。

 この章では<ある雑誌に「勝ち組ヤクザ転職ランキング」という記事があった。何と第1位に介護福祉サービス業が挙げられていた…>という衝撃の事実を紹介。

▼「絶望の超高齢社会 介護業界の生き地獄」(小学館)紹介のページ(外部サイト https://www.shogakukan.co.jp/books/09825282 )

 さらに<「暴力団が介護事業に進出しているというのは本当の話ですよ。今現在、実際にたくさんの組織が、都道府県から認可を受ける指定介護事業所を運営していますから」>という暴力団の動向にも詳しいフリージャーナリストの声などを元に<雇用関係の助成金が手厚くて、不正がしやすい介護は(彼らの)格好のターゲットになっている>と指摘します。

 そして筆者の中村氏は、そのフリージャーナリストが頻繁(ひんぱん)に交流している組織が運営する法人と事業所を取材するのですが、その結果、<税金である医療報酬、介護報酬を不正取得し放題のムチャクチャな運営だ>と判明。

 さらに<介護事業所の不正の表面化は、内部告発がほとんどだが、暴力団の暴力を背景にした人材管理や、内部統制は凄まじいので、内部告発によって不正が明らかになるということはない…現実は不正請求まみれであっても、書類は整備されているので、第三者には不正の実態はわかりようがない>と警告します。恐ろしいですね。