あなたのストレスは噴火寸前!?…京都市が危険度示す「ストレスマウンテン」配信

ストレスマウンテン京都市版の画像(同市提供)
ストレスマウンテン京都市版の画像(同市提供)

 自殺・鬱病予防対策ウェブサービス「ストレスマウンテン京都市版」が、京都市こころの健康増進センターホームページで配信されている。ストレスの蓄積状況をウェブ上でチェックすると、鬱病を発症する危険度の確認やストレスの要因とその対策などが表示される。

http://kyoto-kokoro.org/stressmountain/

 ストレスマウンテンは、1967年に米国の心理学者が開発。ストレスをどの程度抱え込んでいて、どれだけ心が危険な状態にあるかを、「ストレスマグニチュード(M)」として数値化して評価する。

 京都市版は、平成25年3月から神戸市が配信しているウェブサービスをリニューアルして作成した。

 直近6カ月間にあった出来事や身の回りの変化をチェックするアンケート形式。「会社の倒産」「失業・リストラ」「転勤・単身赴任」といった仕事関係から、「結婚」「子どもの受験」「親戚(しんせき)とのトラブル」などプライベートなことなど50項目のストレス要因の有無を回答する。

 画面には山が表示されていて、項目を選ぶことで大きくなるとともに、チェックしたストレスの比重に応じて「M○・○」と表示される。ストレスの危険度が高まり、「M10」で火山が噴火の状態になる。

 また、背景には大文字を望む山並みを取り入れ、「自分の昇進・昇格」の項目をチェックすると舞妓(まいこ)が芸妓(げいこ)になったり、「転勤・単身赴任」をチェックすると京都タワーが現れて新幹線が横切るなど京都らしいアニメーションが加えられている。

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