ネット店舗売り上げ伸ばす
ネット店舗を中心に売り上げを伸ばしていたが、14日に高垣楓の誕生日を控えた今年6月に入ると、「ファンの子かなと思う若い人も来店されました」と話すのは松尾さんの長女、悦代さん(29)。誕生日を2日後に控えた12日には、茨城県から来たという男性が、「高垣」を背に高垣楓のキーホルダーを写真で撮る姿も見られ、自身もアニメ好きという悦代さんは、「一瞬でファンだとわかりました」。
誕生日の14日は、松尾さんも「同じ『高垣』という名の日本酒を販売する酒屋として応援しています」と祝福した。
新潟や秋田など寒い地域に比べるとまだまだ知名度が低い和歌山の地酒だが、純米酒で確かな味、毎日でも飲める価格帯を目指し作られた「高垣」。松尾さんは「ゲームなどで『高垣』を知り、和歌山に来てもらったり、和歌山の地酒に触れてもらったりするきっかけになれば」と期待をよせている。
「高垣」は2592円。実店舗とネット店舗(http://www.iisake.net/html/page4.html)で販売している。