クローズアップ科学

朝食抜きは良いことなし 学力低く、脳出血リスク4割高、冷え性率も2倍に…

冷えている働く女性

朝食の大切さを重視する医学や栄養学の専門家でつくる「腸温活プロジェクト」は、朝食を食べる頻度が少ない女性は冷え性になりやすいという調査結果を発表した。

研究チームは、首都圏に住む20〜40歳代の働く女性を対象に、低体温と冷え、朝食についてアンケートを実施。32・5%が体温36度未満の低体温であることが分かった。低体温の傾向は若いほど高く、20歳代は37・0%に達していた。

低体温者は、「眠りが浅い」(30・3%)、「胃腸の不調」(18・5%)、「むくみ」(42・1%)、「太りやすい」(29・2%)などの不調を日常的に感じていたという。

「冷え」については、全体の82・5%が日常的に感じていると回答した。冷えているような感覚が常に自覚されている状態で、いわゆる「冷え性」だ。

朝食を食べる頻度との関係を調べたところ、週の半分以上食べている人の冷え性率は27・2%だったが、週の半分以下しか食べていない人は約2倍の55・0%に達していた。

冷えを感じる時間帯を年代別に見ると、20歳代が朝の時間帯に感じる傾向が強かった。20歳代の女性は、毎日朝食を食べる人の割合が54・0%と各世代の中で最も低い。研究チームは、働く女性は朝食抜きで体が冷えたまま1日の生活をスタートさせる人が多いためではないかと分析している。