浪速風

じめじめ国会、早く梅雨明けを

近畿梅雨入り:うめきたガーデンのアジサイも雨にうたれ可憐な姿を見せていた=7日午前、大阪市北区のうめきたガーデン(土井繁孝撮影)
近畿梅雨入り:うめきたガーデンのアジサイも雨にうたれ可憐な姿を見せていた=7日午前、大阪市北区のうめきたガーデン(土井繁孝撮影)

湊町ふう当節歳時記。雨の季節は始まったばかりだが、終盤国会は荒梅雨(あらづゆ)らしい。加計(かけ)学園に関する文書をめぐる押し問答から一転、追加調査。それっと意気込む野党も。だがそもそも、「忖度(そんたく)」や「総理の意向」を客観的に確証できるものなのか。この問題にいつまで時間をかけるのか

▶説明が不十分だった政府もよくないが、いたずらに森友・加計学園を政争の具にしてきた野党も、梅雨寒どころかまことにお寒い。梅雨は、黴(かび)の字を当てて黴雨(ばいう)とも書く。じめじめした今国会は、黴雨よりたちが悪い。腐植土ではあるまいに、木を見て森を見ずの議論には、いい加減で区切りをつけてもらいたい

▶国政の重要課題は山積している。譲位特例法は成立し、憲法改正の議論も始まりはした。しかしたとえば、敵基地攻撃能力保有の議論はどうなった? ミサイルの脅威はすぐそこにある。国会が空梅雨ならぬ空騒ぎを続けるなら、あざ笑うのは北朝鮮の指導者である。