木次線80年に「感謝」 書道家・武田双雲さん、書寄贈

 JR木次線の全線開通80周年に合わせ、書道家の武田双雲さん(42)が9日、揮毫(きごう)した「感謝」の書を島根県雲南市木次町のJR木次駅に寄贈した。

 武田さんは、世界中に感謝の気持ちを広げる「感謝の日」(6月9日)の制定を提唱。「感謝の手紙」を書く取り組みを進めている同市に共感し、市内で8日に開かれたワークショップで斐伊川和紙(1メートル×70センチ)に「感謝」の文字を揮毫。木次線が今年、全線開通80周年を迎えるのを知り、この作品を寄贈することにした。

 木次駅でこの日、武田さんが「木次線を支えてきた人たちへの感謝を込めました」と話し、額に収められた書を足立勉駅長に手渡した。作品は年末まで、駅舎内に展示される。

 武田さんは、熊本県生まれで神奈川県藤沢市在住。「知人を通じて島根県を訪れるようになると、雲南や出雲大社、奥出雲など、自分の名の1字『雲』だらけで不思議な縁を感じた」と話していた。

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