トランプ政権

コミー前FBI長官が会話内容を米紙に暴露 大統領に強い不信感 トランプ氏弁護士は捜査中止圧力を否定

 【ワシントン=加納宏幸】米連邦捜査局(FBI)のコミー前長官は8日、ロシアによる米大統領選干渉疑惑に関する議会証言で、トランプ大統領に捜査の一部中止を求められた会話のメモを友人を通じてメディアに暴露したと明らかにした。トランプ氏の弁護士は捜査中止の圧力はなかったとし、コミー氏の情報漏洩を問題視した。

 コミー氏は上院情報特別委員会の公聴会での証言でトランプ氏による自らの解任は疑惑捜査が理由だったと主張。コミー氏の指導下でFBIの組織が混乱に陥っていたことを解任理由としたトランプ氏への不信感をあらわにした。

 5月9日に解任されたコミー氏は、トランプ氏が12日にツイッターでコミー氏との会話の「録音記録」の存在を示唆したことを受け、疑惑の捜査を統括する特別検察官の任命を期待。友人の大学教授を通じてメディアに、メモに記したトランプ氏との会話を伝えた。会話の内容は、ニューヨーク・タイムズ紙が16日に報道した。

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