ベトナムの民族楽器・トルンの調べ、大舞台に 神田外大生が国内初のアンサンブル結成

ベトナムの民族楽器・トルンの調べ、大舞台に 神田外大生が国内初のアンサンブル結成
ベトナムの民族楽器・トルンの調べ、大舞台に 神田外大生が国内初のアンサンブル結成
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 丸く柔らかい低音や固い高音の音色が特徴のベトナム竹琴「トルン」。国内初となるトルンの学生アンサンブル「KUISトルンアンサンブル」が、神田外語大学(千葉市美浜区)の学生11人で結成された。練習や学内の演奏会を経て、10日に代々木公園(東京都渋谷区)で行われる「ベトナムフェスティバル」で大舞台に臨む。(橘川玲奈)

 トルンはベトナムのタイグエン地方の民族楽器で、長さの異なる竹の棒を縄はしごのように糸でつないだ、木琴に似た打楽器。竹製のバチでたたき演奏する。

 学生を指導するのは、プロのトルン奏者で同大では「東南アジアの宗教と文化」の授業を担当する非常勤講師の小栗久美子さん(38)だ。小栗さんは、授業の中でもトルンを教えている。

 学生アンサンブルは4月に結成された。そのきっかけは、昨年11月に開催された「ベトナムスピーチコンテスト」だった。

 同大のアジア言語学科には、中国語やタイ、インドネシアなど5つの専攻がある。各国の文化に興味をもった学生が、伝統楽器や舞踊のサークルを作っているが、ベトナム語専攻にだけなかった。「自分たちもやってみたかった」と部長を務める2年生の田中志歩さん(20)は振り返る。

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