ベトナムの民族楽器・トルンの調べ、大舞台に 神田外大生が国内初のアンサンブル結成

 4月に公式サークル認定を目指し、結成に踏み切った。アンサンブルを立ち上げると小栗さんの授業を受けたベトナム語専攻以外の学生も加わった。メンバーの1人で国際コミュニケーション学科4年の滝澤美咲さん(23)は「東南アジアも音楽も好き。珍しさからやってみたくなった」と明かす。

 先月27日には地域住民や学生らを対象にした演奏会を初開催。結成から間もないことや、練習時間が限られていることなども心配だったが、民族衣装に身を包んだメンバーは数十人の観客の前で約20分間で2曲を演奏し、素朴な音色で観客を魅了した。

 小栗さんが授業で大学に来る毎週火曜日の昼休みなどと練習時間は限られている。しかし、楽譜を使わず授業でも一節ずつ覚えながら、徐々に演奏の完成度もあがっているという。

 副部長で2年生の野谷未紀さん(19)は「トルンはまだ知名度の低い楽器。きれいな音色を知ってもらいたい」と意気込んでいる。

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