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群馬県高崎市のIT企業「クライム」(金井修社長)が開発した上毛かるたにゆかりの地を回りながら、「札」を集める無料のスマートフォン向けゲームアプリ「札(ふだ)ッシュ!! 上毛かるたGO!」が人気だ。先月24日から配信が始まり、6日までにダウンロードが8500件を超え、注目を集める。
ゲームは、衛星利用測位システム(GPS)を使い、設定された場所に行くとスマホ画面にかるたの絵札が現れ、全44枚の札を集めて遊ぶ。かるたについてのクイズやかるた取りゲームもあり、「群馬愛にあふれたゲーム」(同社)という。また、札のあるスポット近くの協力店で買い物をすると、木でできた絵札がもらえるなどの特典も。
同社は昨年9月に真田氏や沼田に関する知識がつき、沼田城を作るご当地スマホゲーム「真田のやぼう 3D沼田城」をリリースしたが、こちらのダウンロードは6800件にとどまり、「上毛かるたの知名度の高さを再認識した」(同)という。
誕生から70周年の上毛かるたが、新たな人気を獲得しそうだ。