30年以上野ざらし「巨大廃虚」解体へ マニアに人気…豊田商事絡み?都市伝説も 兵庫・豊岡

30年以上野ざらし「巨大廃虚」解体へ マニアに人気…豊田商事絡み?都市伝説も 兵庫・豊岡
30年以上野ざらし「巨大廃虚」解体へ マニアに人気…豊田商事絡み?都市伝説も 兵庫・豊岡
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 兵庫県豊岡市にある巨大廃虚が、年内に解体されることが3日、分かった。建設途中の昭和60年に欠陥工事発覚後、放置されたホテル跡で、全国の廃虚マニアには知られた存在。バブル期に起きた巨額詐欺の豊田商事事件の関連物件ではないか-という「都市伝説」もささやかれ、30年以上野ざらし状態だった。すでに解体工事は始まっており、更地にされた後、新たな買い手に引き渡される。

 この廃虚は城崎温泉に近い円山川沿いにある。赤煉瓦(れんが)の外観で、外壁には落書きがされ、雑草が周囲に伸び放題になっていた。

 県内の不動産会社が約1万平方メートルもある広大な敷地にホテル建設を計画。鉄筋コンクリート地上4階、地下1階建て、93室を備え、マリーナやプールもあるリゾートホテルになるはずだった。ところが、着工から1年後の60年に欠陥工事が発覚して頓挫。その後、固定資産税などの滞納で同市が差し押さえ、2年前に公売にかけられた。計画当時は総工費26億円とされるが、わずか1万円で売却された。

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