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国連人権理事会が特別報告者に任命した米カリフォルニア大学のデービッド・ケイ教授が2日に行った記者会見は質疑応答に移った。ケイ氏は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の反対派リーダーで沖縄平和運動センター議長の山城博治被告=傷害、威力業務妨害などで起訴、保釈=について、「かなり長期に拘束されていたことについての懸念を政府に対して表明した」と述べた。会見の詳報は以下の通り。
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--2つ質問がある。まず、日本政府から報告書に対して「不正確な部分が数多く報告書の中に入っている」という反論があった。日本政府の反論をどうみているか。これからどのように対応していくのか。日本政府に対し、いくつかのポイントについて再度検討するのか、あるいは草案を変更するのか、また報告案ではさまざまな懸念が表現の自由について提起されているが、その中でも特に重要なのはどういった点か。
「私の報告案、草案に対して、1カ月少し前に日本政府と共有した。それに対し、いくつか事実の誤認という言い方をされていたと思うが、そういうものがあるというふうに指摘があったということは確かであり、私たちとしては事実誤認はしたくない。