霞ケ浦の魅力を英会話で 来年10月「第17回世界湖沼会議」開催、市民団体が例文集作成

 来年10月につくば国際会議場(つくば市竹園)をメイン会場に県内で開催される「第17回世界湖沼会議」(いばらき霞ケ浦2018)に海外から訪れる出席者とコミュニケーションを図るために、市民団体「霞ケ浦水質調査研究会」(沼沢篤代表)が、霞ケ浦の環境問題に関する日本語と英語の会話例文集の冊子を作成した。沼沢代表は「まずは茨城で世界湖沼会議が開かれることを知ってもらい、それから英語を通じて外国人と交流を図ってほしい」と話している。(篠崎理)

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 同会議の県内開催は平成7年以来2回目で、沼沢代表はこのときの会議でも同様の冊子を作ったが、今回と比べて会話や単語なども約半分だった。だが、英語も環境問題も同時に学べるため、県立土浦二高の化学部が活用するなど市民から好評を得た。

 沼沢代表は海外で開かれる同会議にほぼ毎回参加しているが、海外では各国の出席者と現地の人たちが英語でコミュニケーションを取っているため、こうした冊子は配られていないという。沼沢代表は、県内に迎える海外の出席者と交流を楽しむには、英会話の冊子が必要だと痛感していた。沼沢代表は、27年10月に県内で2回目の同会議が開かれることが決定したことを受け、前回の経験を生かして構想を練り、7〜8カ月かけて冊子を完成させた。

 例文集は来日した英国の大学教授と茨城大農学部の学生との会話を想定して、霞ケ浦の自然や歴史、水質保全対策、市民活動などを日本語と英語の対訳で説明した。

 また、ワカサギやシラウオ、アオコ、帆引船など霞ケ浦ならではのキーワードも取り上げている。収録語数は約900語で、英語は英会話教室経営で英国出身のマイケル・カレンさんが校閲した。

 沼沢代表は「会議はつくばがメインだが、土浦やかすみがうら、鉾田、水戸もサテライト会場になっている。こうした場所でも外国人と積極的に交流して、霞ケ浦の魅力を国内外に発信してほしい」と話している。

 冊子は縦21センチ、横11センチで500部発行。県霞ケ浦環境科学センター(土浦市)や土浦市、かすみがうら市の環境保全課など4カ所で無料配布する。

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