銀幕裏の声

「君の名は。」「この世界の片隅に」「ひるね姫」…アニメ映画続々ヒットでGW後も続く聖地巡礼ブーム

【銀幕裏の声】「君の名は。」「この世界の片隅に」「ひるね姫」…アニメ映画続々ヒットでGW後も続く聖地巡礼ブーム
【銀幕裏の声】「君の名は。」「この世界の片隅に」「ひるね姫」…アニメ映画続々ヒットでGW後も続く聖地巡礼ブーム
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 アニメ映画に登場するゆかりの地を歩くアニメツーリズム「聖地巡礼」のブームがGW(ゴールデンウイーク)後も続いている。昨年封切られ大ヒット中のアニメ「君の名は。」の舞台のモデルとなった岐阜県飛騨市や、「この世界の片隅に」の舞台、広島県呉市にはアニメの世界を追体験しようと全国からファンが訪れ、新たな観光ルートとしてにぎわっている。3月公開の「ひるね姫〜知らないワタシの物語〜」の舞台、岡山県倉敷市では劇中に登場する下津井港などを訪ねるスタンプラリーを開催中だが、イベント期間中(6月30日まで)の目標数をすでに突破。JR西日本も劇中のシーンを再現したラッピング車両を瀬戸大橋線で運行するなど官民一体となった観光客誘致が展開されている。(戸津井康之)

アニメの力で地域活性化

 「ひるね姫」の舞台は瀬戸内海に面した下津井。かつて港町としてにぎわったが、昭和63年、瀬戸大橋開通に伴い旅客港の機能を失い観光客は激減し、過疎化も進行。それだけに聖地巡礼効果への期待は大きい。

 「下津井がアニメ映画の舞台になるのは初めて。『君の名は。』での飛騨市の聖地巡礼の観光効果を参考に、昨年夏から地元商工会などと話し合い準備を始めました」と、スタンプラリーを企画した同市観光課の横田裕子さんは語る。

 主人公は、下津井で父と2人で暮らす高校生のココネ。夢を見るうちに現実と夢の世界が交錯し…というファンタジーだ。

 神山健治監督は「新作の舞台を探すため瀬戸内周辺をドライブ中に下津井を見つけ、街の魅力に惹(ひ)かれた」と言う。

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