太平洋人材交流センター(PREX)、関経連と連携強化へ 企業の海外展開支援で

 海外の経営者らの研修を関西で受け入れている太平洋人材交流センター(PREX)の大坪清会長(レンゴー会長兼社長)は31日、大阪市内で開いた会合で、「関西経済連合会との連携を密にしたい」と述べた。29日に就任した関経連の松本正義会長(住友電気工業社長)が関西企業の海外展開支援を強化する方針を示したことに呼応し、実動部隊としての役割を果たす姿勢を示した。

 関経連の松本会長は重視する柱の一つに「グローバリゼーション」を挙げ、特に東南アジアの成長力を関西が取り込む必要性を訴えている。PREXが展開する人材育成事業も東南アジアからの参加者が多い。

 関経連副会長も務めるPREXの大坪会長は「関経連の国際組織のように動きたい。組織と組織のつながりを深める必要がある」と強調。同様に大坪氏が会長を務める関西生産性本部も加えた3者で、事務局同士が定期的な懇談会を設けることを提唱した。

 また、PREXが培ってきた海外の人脈を関西企業のために役立てることを課題に挙げた。

 PREXは企業や自治体からの寄付などを基に平成2年に設立。途上国の企業幹部や行政官の研修を関西で受け入れている。28年度は68カ国・地域から405人が研修や交流会に参加した。

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