コペンハーゲンの人魚姫像 スプレー塗料で赤色に 反捕鯨活動家のしわざ?

 【ロンドン=岡部伸】英BBC放送によると、デンマークの首都コペンハーゲンの観光名所「人魚姫像」に30日、赤いスプレー塗料が吹き付けられた。像の前の歩道に同じ赤色塗料で「フェロー諸島の鯨を守れ」と書かれていた。

 人魚姫は、デンマークの作家アンデルセンの童話をモチーフにしたブロンズ像で、海岸の岩の上に置かれている。

 地元警察はツイッターで「人魚姫像が破壊行為の標的にされ、捜査している」と発表。北大西洋に浮かぶデンマーク自治領のフェロー諸島では、主にゴンドウクジラを湾や入り江に追い込み、大型ナイフで仕留める伝統的な捕鯨が行われており、警察は反捕鯨団体の活動家の犯行とみて捜査している。

 人魚姫像は1964年と98年には頭部が盗まれ、84年には腕が切断された。