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2時間ドラマ栄枯盛衰 視聴率低迷、消える放送枠 シニア層狙いBSへ

し、最盛期には週7〜8本が放映されるなど各局の競争が激化。風光明媚(めいび)な名所での殺人、高所から突き落とす殺害方法-など「お決まり」の定着は、各局が安定的に視聴率を得られる内容を選んだ結果だ。しかし、レンタルビデオ店の増加やインターネットの動画配信サービスの普及に伴い、コンテンツとしての魅力が薄れていった。

 上智大の碓井広義教授(メディア文化論)は「時代の変化や内容の陳腐化、ファンの高齢化などで視聴率は低下。数千万円の予算と数カ月単位の時間をかけて制作するには費用対効果が悪くなった」と指摘する。

◆午前午後2枠

 連続ドラマと比べると、スポンサーとなる企業側の考えも見えてくる。2時間ドラマの視聴者の中心は50代以上であるのに対し、連ドラは20〜40代。就職や結婚などで大型家電や住宅の購入など消費が増える時期で、「企業として2時間ドラマ枠よりも広告を出す価値がある」と碓井教授は分析する。

 しかし、2時間ドラマがコアなファンを抱えているのも事実だ。放送を終了した土曜ワイド劇場も「視聴者から惜しむ声がある」(早河洋テレ朝会長)。2時間ドラマファンという主婦(58)=横浜市=は「毎週欠かさずみていたのに残念。ストーリーを先読みできるけれど、安心してみていられるところがいいのに」と嘆く。

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