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北朝鮮がまた飛翔体発射

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村議会が消滅危機、人口400人の高知・大川村は本当に残念な自治体なのか…「何もない」を逆手に移住促進で活路

 一方、インターネットやスマホは利用でき、緊急時には役場から1キロの所にあるヘリポートから患者や物資輸送などが可能。村ならではの特典もある。保育園の保育料は無料で、保育園・小中学校の給食費も無料。中学卒業までの医療費も全額無料で奨学金制度も充実している。

自分らしい生き方求め移住相次ぐ

 議員定数は人口減に伴って現在、6人にまで削減されたが、それでもなり手不足が続いている。このため、村では2年後の改選時に議員が確保できない事態に備え、有権者が予算などの議案を直接審議する「町村総会」の設置の検討をこのほどスタート。全国で過去に総会が設置されたのは60年以上前、東京都の離島「旧宇津木村」の1件のみ。これに続く「議会廃止」のケースとなるかどうか注目されている。

 議会廃止の検討が始まったことが全国ニュースで報道されたことで、「日本の未来を象徴する残念な自治体」というイメージも持たれがちだが、村民の大半は村の未来にそこまでのネガティブな意識はない。村長らが議会廃止の危機感を訴える一方、選挙までまだ2年あり、議会存続に楽観的な人が多いのも事実。議員のなり手がないことは村の過疎高齢化が主な原因というより、若者の政治への関心や議員報酬(月15万円)の低さが問題ととらえる意見もある。