「応仁の乱」はなぜヒットしているのか? 筆者が読み解く(3/9ページ) - 産経ニュース

メインコンテンツ

「応仁の乱」はなぜヒットしているのか? 筆者が読み解く

 --大ヒットになっています

 「現実感がないというか、もともとそんなに売れることを想定していなかったというか。インターネットでは、内容が『難しい』という意見が多いのですが、それはある意味当然で、歴史に詳しいであろう2〜3万人を想定して書いたので、それほど歴史に興味がない人にとっては難しすぎるのかなと」

 --ヒットの要因は

 「いやあ、これ毎回聞かれて、毎回分からないと言っているんですけど、分からないというだけじゃインタビューにならないんで…。まあ、これも何度も言っているんですが、強いて言うと現代と重ねて見ているんだろうと思うんですよ」

 「ふつう歴史物が好きという人は何が好きかというと、英雄が好きなんです。織田信長とか豊臣秀吉とか徳川家康とか坂本龍馬とか、偉人伝的なものが好きなわけですよね」

 「翻って、応仁の乱にはそういう類のヒーローが全然いない。登場人物がいっぱい出てきますけど、みんなどうしていいか分からないで、右往左往している。あまり格好よくないわけです。自分で主体的に世の中を変えていくといった感じの人は全然いないわけですけど、そこが逆説的にリアルに感じられたということだと思うんですよね」