シャープ、旧本社地区の田辺ビル建て替え スマートタウンへ平成33年完成目指す

 シャープは25日、旧本社地区にある大阪市阿倍野区の「田辺ビル」(敷地面積約1万800平方メートル)を、野村不動産と共同で、オフィスビルとマンションに建て替えると発表した。平成33年の完成をめざす。

 あらゆるモノがインターネットにつながるIoTを活用して、まち全体でのエネルギー制御や生活サービスを提供する「スマートタウン」として開発する。野村不動産は千葉県船橋市や兵庫県尼崎市で商業施設や分譲マンションを含めた開発実績がある。計画の詳細や土地取得などは今後協議するが、オフィスは、シャープの技術開発部門などが入居する中核拠点とする計画。

 シャープは大正元年に東京で創業し、関東大震災後の13年に大阪市阿倍野区に移った。経営危機により昨年3月、旧本社地区のビル2棟を売却したが、台湾・鴻(ホン)海(ハイ)精密工業傘下入り後、田辺ビルを買い戻していた。

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