夏の高校野球沖縄県大会開会式の国旗掲揚は、ほとんどの人が起立しません。日の丸を「俺は反対だ、嫌だ」と言う。スタンドで起立するのは私と興南の生徒、関係者だけです。
地元の新聞(琉球新報、沖縄タイムス)の記事は目を背けたくなります。基地問題で反対運動をする人たちも相手をののしったり、警察官の人権を無視したり…。そこまでやってほしくない。地元紙は一方的なことしか書かない。それこそ沖縄の人間はそうなんだと見られてしまいます。
生徒には「平等性、公平性をもって判断しなさい」と指導しています。子供は多種多様な事象に触れて大人になっていきます。「新聞も全国紙がネットで一瞬のうちに読めるから、どうとらえているのか考えなさい」と言っています。創造性、独創性を身に付けさせることが大事です。
辺野古移設、決まったこと
米軍普天間飛行場(宜野湾市)辺野古移設問題は、気持ちはいろいろありましょうが、決まったことには従わなければいけません。「世界にはルールがいっぱいある。それに従うことが必要だ」とも指導しています。日本、世界で通用する人に育てるためです。最も嫌なのは「決まっても従わないのが沖縄の人」と言われることです。