関西の議論

「パニックレスアクセルペダル」って何? 高齢者暴走事故を防ぐ町工場「ものづくりの知恵」

 死亡事故の原因としてイメージされがちな「信号無視」が119件、「酒酔い運転」が24件であることから、操作ミスがいかに多数の命を奪う要因になっているかが分かる。

 ミスを起こした人を年代別に見ると、最も多いのは「80〜84歳」の48件、次いで「70〜74歳」の38件。だが、その次は「20〜24歳」(36件)まで若返っており、操作ミスによる死亡事故は幅広い世代で起きているとも言える。

 大阪大大学院人間科学研究科の篠原一光教授(交通心理学)は「若年者は運転操作に不慣れであること、高齢者の場合は認知機能の衰えが要因と推測される」と指摘。高齢者の踏み間違いを減らすためには「以前よりも速度を落として運転に集中する必要がある。慌てず、余裕を持つことが重要」として、ワンペダルなどの装置について「誤操作はほぼ完全に防げると予想する」との考えを示した。

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