8500万円盗難、警察内部の犯行か 広島県警会計課 一般の出入り難しく

 県警によると、証拠品の管理責任者は署長で、保管責任者は会計課長だった。鍵の管理の仕方に問題がなかったか調べているが、具体的な保管状況や、鍵が掛かっていたかなどについては「捜査に支障がある」として明らかにしていない。

 県警は今年2月、資産家などになりすまし「余命宣告を受けたので10億円を生前贈与したい」などと虚偽のメールを不特定多数のアドレスに送信し、返信者に「贈与の手数料が必要」などとして現金をだまし取ったとして、詐欺容疑で男ら5人を逮捕した。今回盗まれた現金は、この捜査で関係先から押収した現金の一部で、被害は全国で少なくとも400人、計1億6千万円に上るとみられる。