【韓国新政権】文在寅氏が大統領就任、首相候補に知日派の李洛淵氏を指名(1/2ページ) - 産経ニュース

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文在寅氏が大統領就任、首相候補に知日派の李洛淵氏を指名

 【ソウル=桜井紀雄】9日投開票された韓国大統領選で当選した左派系政党「共に民主党」の文在寅氏(64)が10日、第19代大統領に就任した。正午に国会で就任宣誓し、朴槿恵前大統領の弾劾で二分された社会の統合を訴えた。「条件が整うなら平壌にも行く」とも述べ、北朝鮮との対話路線へのシフトをにじませた。首相候補には知日派を指名した。

 文氏は首相候補として李洛淵(イ・ナギョン)・全羅南道知事(64)を指名。李氏は新聞記者出身で、2008〜12年に韓日議員連盟の副会長兼幹事長を務めた。

 大統領秘書室長には、側近の元国会議員、任鍾●(=析の下に日)(イム・ジョンソク)氏(51)を任命。情報機関トップの国家情報院長には、国情院元第3次長で大学教授の徐薫(ソ・フン)氏(62)を指名した。

 首相や国情院長の就任には国会議員の過半数の賛成が必要。共に民主党は少数与党で、人事案承認や国政運営で難航も予想される。

 朴被告の弾劾で大統領代行を務めてきた黄教安首相は10日、文氏との会談で、自身を含む全閣僚が同日中に辞表を出すと表明したが、文氏は当面、受理しない方針を伝えたという。

 文氏は就任演説で、「私の頭の中には、統合と共生の新しい世界を開く青写真がある」と述べた。