ビジネスの裏側

「どうします、この空気」ダウンタウンも引く 大阪万博誘致活動の低調ぶり

【ビジネスの裏側】「どうします、この空気」ダウンタウンも引く 大阪万博誘致活動の低調ぶり
【ビジネスの裏側】「どうします、この空気」ダウンタウンも引く 大阪万博誘致活動の低調ぶり
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 政府は、パリの博覧会国際事務局(BIE)に2025年大阪万博開催の立候補を申請した。フランスなどとの誘致競争は、約1年半の短期決戦となるが、後押しするはずの国内が盛り上がっていない。東京では話題にならず、関西でも懐疑論がくすぶる。誘致活動の実動部隊となる関西財界は「市民に支持されず落選した大阪五輪の二の舞は避けたい」と焦りを募らせている。(牛島要平)

NANIMONASHI

 「松本さん、どうします、この空気」

 「まったく笑いのない状態で…。全部おっさんですもんね」

 人気お笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志さんと浜田雅功さんは、シニカルに切り出した。3月27日、官民による万博誘致委員会が東京の経団連会館で開いた発足式。2人は誘致委のアンバサダーとして登壇した。

 お堅い式典で困惑気味の2人の様子が、盛り上がりに欠ける万博誘致の現状を象徴していた。会場は空席が目立ち、委員となった企業経営者40人のうち出席したのは10人程度にとどまった。

 「僕らは東京五輪の(国際オリンピック委員会総会でプレゼンをした)滝川クリステルさんみたいな位置ですから。向こうは『おもてなし』でやってましたけど、うちは『何もなし』ということで」

 ダウンタウンがしゃれをきかせると、やっと会場の「おっさん」たちも笑顔になった。

「東京で記事にならない」

 誘致委発足式では、榊原定征会長(経団連会長)が「誘致レースは国と国の威信をかけた戦い。手を挙げたからには必ず誘致を勝ち取らなければならない」と決意表明。ダウンタウンの軽妙なかけ合いもムードを一挙に明るくした。

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