ブリュッセルで拉致事件の映画「めぐみ」上映 EU対象で初、被害者家族が協力訴え

ブリュッセルで拉致事件の映画「めぐみ」上映 EU対象で初、被害者家族が協力訴え
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 【ブリュッセル=宮下日出男】日本人拉致を含む北朝鮮の人権問題をめぐり、ベルギーの首都ブリュッセルの欧州連合(EU)日本代表部で3日夜、横田めぐみさん(52)=拉致当時(13)=の事件と家族の救出活動を描いたアニメ「めぐみ」の上映会が開かれた。EU関係者を対象として日本政府の閣僚や拉致被害者家族らも出席した上映会は初めて。

 上映会は欧州での拉致問題啓発のため、加藤勝信拉致問題担当相や横田さんの弟で家族会事務局長の横田拓也さん(48)、田口八重子さん(61)=同(22)=の長男で家族会事務局次長の飯塚耕一郎さん(40)のEU訪問を機に企画。EUの欧州議会議員や各国の代表部関係者ら約50人が出席した。

 加藤担当相は上映会について「北朝鮮の人権状況の深刻さへの理解を深め、問題解決への協力に寄与することを期待する」と挨拶。アニメ上映後には横田さんの父、滋さんと母の早紀江さんらのビデオ・メッセージも紹介された。出席者は真剣な表情で見入り、涙を拭う姿もあった。

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