さよなら乗車にファン続々 来年廃止のJR三江線(1/3ページ) - 産経ニュース

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さよなら乗車にファン続々 来年廃止のJR三江線

さよなら乗車にファン続々 来年廃止のJR三江線
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 来年4月1日で廃止されるJR三江線(広島県三次市-島根県江津市、108キロ)で、さよなら乗車に鉄道ファンが続々と訪れている。沿線では自治体が地元の特産品を生かしたPRやおもてなしに乗り出し、民間団体も資金を集めてフォトブックなどを販売。地域活性化の気運を廃止後にもつなげようと懸命だ。(児玉佳子)

「崖沿いや高架を走るジェットコースターのよう」

 三江線は広島、島根両県の6市町に計35駅があり、中国山地の山あいを走る。沿線の大半を川と並行して運行し、四季折々の景色や自然美が楽しめる。

 廃止が決まった後もさよなら乗車などに訪れるファンが後を絶たず、JR三次駅(三次市)を始発する列車内は、酒や菓子、カメラなどを持参した遠方からの観光客らで座席が埋め尽くされている。

 静岡県浜松市の会社員の男性(51)は「ようやく三江線に乗れた。川と季節の花が楽しめる風景が良いですね」とカメラのシャッターを切るのに忙しい。京都市西京区の会社員の男性(44)は「三江線は途中下車が難しく、時間がかかるため、訪れるにもハードルが高かった。崖沿いや高架を走る列車はジェットコースターのようだ」と興奮ぎみだ。

週末は予約でいっぱい

 遠方だけでなく、県内からの利用も多い。広島市安佐南区の無職、中西義則さん(69)は、友人夫妻と「サヨウナラ三江線往復の旅」と題した1泊2日の旅行を企画。「廃線を知って興味がわいた。廃線はもったいない」と惜しんだ。