仙台中2自殺

「防止策、不十分さ反省」としながらも仙台市長、教育長の続投を明言

 仙台市の市立中2年の男子生徒(13)が先月飛び降り自殺した問題で、奥山恵美子市長は2日、子供のいじめや自殺の防止対策について、「不十分なところがあるとの反省に立ち、さらに何ができるか実践していかなくてはならない」と述べた。また、大越裕光教育長を続投させ、現状の体制で問題に対応する考えを示した。

 仙台市では平成26年9月と昨年2月、市立中の男子生徒2人がいじめを苦に自殺した。先月、自殺した男子生徒が通っていた学校も、亡くなった男子生徒に対するいじめがあったことを認めた。

 報道各社の取材に応じた奥山市長は「仙台の子供たちがいじめが原因で命、未来を失うことがあってはいけないと、人的体制の問題などに努めてきた」と強調。しかし、「対策が子供たちの心に届いていなかった」と述べた。

 市長が任命した大越教育長については、「一連の経過に携わってきた大越教育長のもと、進めていくことがふさわしいと判断している。変更する考えは持っていない」として続投を明言。「今までの施策で何が欠けていたか検証していただく」と話した。

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