将棋

14歳プロ棋士・藤井四段はこうして生まれた! 天才の育て方、専門家「親の接し方こそが重要になる」

 まさにスーパー中学生と呼べそうな藤井四段。子育て世帯からはため息も出そうだが、どうすれば、こんな才能豊かな子供が育つのか。

 教育研究家の石川幸夫氏は、幼児教育における「親の接し方こそが重要になる」と指摘する。

 「現代の親たちは、子供をコントロールしすぎる傾向にある。ぐずる子供に対して、親たちが強く叱りつけて黙らせたり、無視したりするケースは少なくない。だが、これは子供が行う自由な発想を閉ざしてしまうことにつながりかねない。子供たちが表現できずにいる言葉に親が寄り添い『〜ということかな?』などと耳を傾けてあげることで子供たちが自ら考える発想の伸びしろにつながっていく」

 藤井四段の場合、小4でプロ棋士の養成機関「奨励会」に入ったが、6連敗して会場を出た途端に大泣きしたことがあった。息子の奮闘を見守ってきた母親の裕子さんは、女性自身(2016年9月27日号)で、「私は、聡太の気が済むまで黙って見守るしかありません。それでも一緒に悲しんでいるつもりなんですが、聡太は『お母さん、ボクが負けると機嫌悪いよね』って言うんですよ」と息子の心に寄り添い続けたエピソードを明かしている。

 多くの子供たちは3、4歳ぐらいになると、大人に「なぜ?」「どうして?」などと疑問を投げかけてくることが増えるが、ここでも、親たちの対応が試されるという。