華麗なる宝塚

美弥るりか、初の単独主演 伯爵になりすます青年役、「芸名9.8、本名0.2」の自身と重なり…

若いトップを支えたい-組全員が同じ方向を向く

 新生・月組では、入団9年目でトップに就任した下級生の珠城りょうを間近で支える立場。「若いトップを支えようという思いと向上心を持って、組全員が同じ方向を向いている状態。その一員でいられることがすごく幸せです」

 気配りの人は、より細やかに周囲を見るようになった。今作で相棒役を演じているのは、雪組から異動してきたばかりの月城(つきしろ)かなと。以前から交流があり、「骨太で、感情が声に乗るすてきな男役さん」という印象を持っている。

 役の2人は、あうんの呼吸で軽妙な掛け合いをする。「彼女が遠慮なく、ぶつかって来られるよう、普段からなるべく近くにいて、話す時間を持っていました」と話した。

 自身は月組に異動して約5年。近年、主人公の心情を表現する抽象的な役、名将・秀吉、女役、老人役と幅広い役柄を演じてきた。「可能性を引き出していただき、ありがたい。『美弥なら個性的な役も自分なりに演じるだろう』と信頼されるよう、演技力、表現力を磨きたい」。独自の存在感で若きトップを支える。

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