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昭和39年の東京五輪開会セレモニーで、会場上空に戦闘機で五輪マークのスモーク(煙)を描いた航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」メンバーの淡野徹(だんの・とおる)氏が30日、死去した。80歳だった。
通夜は4日午後6時、葬儀・告別式は5日午前10時、東京都府中市多磨町2の1の1、日華斎場で。喪主は長男、務(つとむ)さん。
台湾台北市出身。高校卒業後、航空自衛隊の操縦学生の第1期生となった。優れた技量が認められ、ブルーインパルスに参加。東京五輪では5機のF86のうち黄色のスモークを吐く機体を操縦した。昭和45年、1等空尉で退官後も民間機のパイロットとして活躍した。