千葉市若葉区の同市動物公園で、アメリカバイソンの「ヒート」(16歳)が雌の赤ちゃんを出産。「家畜の原種ゾーン」で公開が始まった。赤ちゃんは薄茶色の毛並みがカフェラテに似ていることから、担当職員が「ラテ」と名付け、母子ともに健康という。
同園によると、出産は14日未明。父親はターバン(15歳)で、ヒートとともに群馬サファリパークから平成14年に来園した。
ラテはふわふわとした産毛をなびかせながらヒートのあとを元気に歩いているといい、担当者は「産毛の期間は3カ月ぐらいで体も大きくなっていくので、今が見どころ」と話している。
ヒートの出産は今回で5頭目だが、これまでは死産などに終わってしまったといい、「ラテには元気に育ってもらえるよう見守りたい」としている。