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水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関するラムサール条約に登録されている北海道美唄市の宮島沼で、国の天然記念物のマガンの大群が繁殖地のロシア・極東地域に向かうため、羽を休めている。
宮島沼は全国各地から飛来するマガンが繁殖のためにロシア・極東地域に繁殖のために向かうための国内の最終中継地になっている。
夜明けには一斉に飛び立って田畑で落ち穂などを食べ、日が沈む頃には群れで戻ってくる。毎朝夕、空に映える群の姿をカメラに収めようと愛好家らが待ち受けている。
宮島沼水鳥・湿地センターによると今月7日、過去最多の8万5820羽を観測。26日は約6万5000羽に減っており、年によって違うが4月末には同沼を後に旅立つという。