ビジネスの裏側

ムスリムファッションに熱視線、ジェネレーションMが世界の有名ブランドを引きつける

ジェネレーションM

 注目の背景にはムスリム人口の爆発的な増加がある。現在16億人超で、全世界の4分の1。特に多い東南アジアは経済成長により生活水準が向上し、衣料品にかけるお金も増えている。

 米調査会社のトムソン・ロイターによると、ムスリムが衣類にかけた額は2015年に2430億ドル(推計)。21年までに3680億ドルに達すると予測され、世界のファッション市場を上回る成長率が続く見通しだ。

 横山さんは「ファッションに関心の高い20〜30代半ばのムスリムを指す『ジェネレーションM』の急増も大きく影響している」と説明。最近は日本の若い女性にもイスラム文化が注目され、「新感覚のファッションとして広がりつつある」という。

 「モデストファッション」にドルチェ&ガッバーナやシャネルなど、欧州の高級ブランドが食指を動かし、市場参入している。H&Mは自社広告にヒジャブ姿のモデルを起用、日本国内ではユニクロも昨年、本格的にヒジャブを売りだした。