浪速風

なにがなんでも勝たねばならぬ

強敵はフランスである。2024年の夏季五輪と25年の国際博覧会(万博)のダブル開催を目指している。ロンドンで誕生した万博は、19世紀後半にほぼ10年おきに開かれたパリで育てられたと言っていい。エッフェル塔が1889年万博のシンボルとして建てられたのはよく知られる。

▶大阪万博が博覧会国際事務局(BIE)に立候補を届け出た。開催地は来年秋に、加盟168カ国による投票で決定する。フランス寄りの欧州やアフリカの票数が多いから劣勢は否めないが、国際情勢によっては風向きが変わる可能性がある。フランス大統領選の行方も影響するかもしれない。

▶大阪は、まずはアジアや大洋州の票を固め、中南米などの支持を集める必要がある。幸いインバウンド(訪日外国人旅行者)が右肩上がりで、とりわけ関西の人気が高い。治安がいいのも好感される。立候補したからには、「王将」の歌詞のように「●(=歌記号)なにがなんでも 勝たねばならぬ」。