沖島活性化へ大学生移住 近江八幡 - 産経ニュース

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沖島活性化へ大学生移住 近江八幡

 琵琶湖に浮かぶ沖島に住み、地域活性化を図ってもらおうと近江八幡市が進めていた事業で、同市は、県立大3年の久保瑞季さん(20)=大阪市在住=が移住者に決まったと発表した。久保さんは5月にも移住し、漁業を生かした観光活性化策などに取り組む。

 沖島は、世界でも珍しい淡水湖内の有人島として知られるが、昭和30年代に800人以上だった人口が、近年は300人程度まで減少。高齢化も課題になっている。

 同市などは平成25年度、観光や漁業などでの島の活性化を目指した「離島振興計画」を住民と策定。昨年2月に空き家のリフォームを行い、島の活性化に協力することを条件に住人を募集していた。募集で入居者は決まらなかったが、島民でつくる離島振興推進協議会が久保さんを推薦し、入居が決まった。

 久保さんは大学の講義で島民から島の生活などを聞いたことをきっかけに、沖島に興味をもった。昨年6月、学内で地域行事やイベントの手伝いを行う学生のプロジェクト「座・沖島」を立ち上げ、島民と交流してきた。

 久保さんは「漁師の暮らしに密着して島民の生活を伝える観光ガイド活動などを通して、島の魅力を発信したい」などと話しているという。