かこさとしさんの絵本ワールド、ふんだんに…香川県立図書館で企画展 「だるまちゃん」シリーズ50年

加古さんの代表作、「だるまちゃん」シリーズの展示に見入る来館者ら=高松市の香川県立図書館
加古さんの代表作、「だるまちゃん」シリーズの展示に見入る来館者ら=高松市の香川県立図書館

 赤い体に白い手足、りっぱなひげを持つだるまちゃんが、いろいろな友達と遊ぶ姿を描いた「だるまちゃん」シリーズをはじめ、幅広い世代に愛され続けている絵本作家、加古里子(かこ・さとし)さん(91)の作品を紹介する「かこさとし絵本の世界〜だるまちゃん誕生50年〜」が、香川県立図書館(高松市林町)で開かれている。「だるまちゃん」シリーズ第1作の『だるまちゃんとてんぐちゃん』が誕生して、今年でちょうど50年。「こどもの読書週間」(23日〜5月12日)に合わせて企画された。

 福井県出身の加古さんは東京大学を卒業後、会社勤めの傍ら、紙芝居などを作り、子供たちに読み聞かせを行ってきた。その経験を生かして、昭和34年に絵本『だむのおじさんたち』を出版、その後「だるまちゃん」シリーズや『からすのパンやさん』などの人気作品を世に送り出してきた。90歳を超えた今も、絵本を作り続けているという。

 香川県立図書館の会場には、絵本約40点のほか、雑誌や大人向けの専門書なども展示。工学博士でもある知識を生かした科学絵本も多く、絵本作家とは別の顔が垣間見えて興味深い。

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