仏大統領選

マクロン、ルペン両氏が決選投票進出へ

 【パリ=宮下日出男】フランス大統領選の第1回投票は23日、投票を終了し、開票が行われた。

 国営テレビは出口調査などに基づく開票結果の予測として、独立系のエマニュエル・マクロン前経済相(39)が得票率23・7%、極右、国民戦線のマリーヌ・ルペン党首(48)が21・7%で、5月7日の決選投票に進出する見通しだと報じた。

 最大野党の保守系、共和党のフランソワ・フィヨン元首相(63)と共産党が支持する急進左派ジャンリュック・メランション氏(65)の予想得票率はともに19・5%。与党の左派、社会党のブノワ・アモン前国民教育相(49)は6・2%にとどまった。

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