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ビジネスの裏側

ホームドア導入で引退へ ラッシュ時5扉・閑散時は3扉「多扉電車」の先駆け、京阪5000系

50年の歴史に幕

 5000系がユニークな車両として知られるのは、扉の数を変えられる特徴を持つからだ。一人でも多く乗せたいラッシュ時は5扉で走るが、座席数を増やしたい昼間は、ほかの車両同様、3扉のみを使用し、残り2つの扉の天井部に格納されている座席を下ろして使う。この場合、2つの扉は閉め切りとなる。ただ、アイデアを凝らした5扉車両は製造コストが高いことや、ホーム延伸などが行われたこともあり、その後は製造されなかった。

 50年近くにわたって活躍してきた5000系だが、まもなく最期の時がやってくる。現在、鉄道各社が推進しているホームドア導入の影響を受けるからだ。京阪については「5扉車があり、整備は難しいのではないか」(他の在阪私鉄関係者)との声もあったが、京阪は先月、平成32年度をめどに京橋駅にホームドア設置を発表。その際、車両を3扉車に統一するため、5000系を前倒しで引退させることも明らかにした。

 その32年には、5000系は運転開始50年を迎える。京阪幹部は「50年前にホームドアの想定はしていなかったので、(引退は)仕方がない」と説明する。