ごみ排出、連続全国最少 27年度 市町村取り組みなど奏功 長野

 環境省が発表した平成27年度の「一般廃棄物処理事業実態調査」によると、長野県の1日1人当たりのごみ排出量は836グラムで、都道府県別ランキングで2年連続して全国最少だった。2位の沖縄県との差は前年度の6グラムから5グラムまで詰められたが、県資源循環推進課は「市町村の取り組みや県民へのごみ減量意識の浸透などが要因。日本一の座を守れるよう啓発に努めたい」としている。

 調査は、市町村別の一般廃棄物排出量を定住人口で割った数値を算出し、全国平均は939グラムだった。

 市町村別ランキングでも南牧村(1人1日当たり排出量326グラム)が全国3位に入り、前年度3位の川上村(同327グラム)を4位に後退させた。県内からは10位までに中川村(同352グラム)、平谷村(同357グラム)、泰阜村(同372グラム)、豊丘村(同421グラム)がランクインした。県内で最も多かったのは、前年度より1273グラムも増えた木島平村(同1919グラム)。農家がキノコの培地に使うおがくずを一般廃棄物に分類したことが要因という。

 県は29年度の目標に「1人1日当たり排出量800グラム以下」を掲げており、資源循環推進課は「あとミニトマト2個分の努力が必要。松本市発祥の『30(さんまる)・10(いちまる)運動』の推進など食品ロスをなくす活動を強化したい」と話している。

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