話の肖像画

中国人風刺漫画家・辣椒(5) マンガで中国を変えたい

 〈日本や米国に住む民主化活動家たちと力を合わせ、中国を変えていきたいと考えている〉

 1989年6月の天安門事件のとき、私は15歳でした。テレビを通じて中国当局に指名手配された王丹、柴玲、ウーアルカイシらの名前は知っていました。風刺マンガを描き始めてから、彼らを尊敬するようになりました。日本に来てよかったことの一つは、彼らと連絡が取れたことです。亡命している民主化活動家らには国際政治や法律の専門家が多いのですが、マンガを描く人はいない。これから彼らと協力して、人権の尊重や民主化を求める主張をマンガで分かりやすく表現し、中国国内に発信していきたいと思っています。私は海外に出てきましたが、以前、お世話になった人権弁護士の李和平氏や民主化活動家の胡佳氏などは、中国国内で軟禁、または投獄されながら戦っている。彼らを応援することは私の使命だと考えています。

 〈2016年1月、初めて台湾に行き、台湾の政権交代を自分の目で見た。同じ中華文化圏の台湾で実現したことは、中国でも近い将来も必ず実現すると確信した〉

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