関西の議論

〝ジブリ飯〟って何? 「ラピュタ」でシータが作ったシチューをイベントで再現、ファンの集いではなく崇高な目的が

 「映画を見る子供たちの笑顔が素晴らしい。みんな生き生きしています」と話すのは、運営するNPO法人「CATiC」代表の教来石(きょうらいせき)小織さん(35)。農村部の子供の多くは医者や教師になって地域に貢献するのが夢というが、移動映画館を見て映画監督になりたいという子供も。「その理由は、たくさんの人を笑顔にしたいということです」と教来石さんは手応えを感じている。

子供たちに夢の種をまく途上国支援 課題は資金面

 活動5年目を迎えたが、課題は資金面。上映には作品の上映権を得るための資金が欠かせない。現在は、やなせたかしさん原作の「ハルのふえ」、サッカーの長友佑都選手をモデルにした「ゆうとくんがいく」など4作品を上映しているが、作品数を増やすにはコストがかかる。

 同事業の運営は賛助会員からの寄付が主な収入源。寄付会員は約60人で、懐具合は厳しいという。