【シリア攻撃】米のティラーソン国務長官、露のラブロフ外相と会談 対立は必至 - 産経ニュース

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シリア攻撃

米のティラーソン国務長官、露のラブロフ外相と会談 対立は必至

 【モスクワ=黒川信雄】米国のティラーソン国務長官は11日、ロシアに到着した。トランプ米政権閣僚の訪露は初。ティラーソン氏は12日、ラブロフ露外相と会談し、アサド政権軍による化学兵器攻撃が疑われるシリア情勢などをめぐり協議した。米国はアサド氏側が化学兵器を使用したと断定してシリア攻撃に踏み切ったが、同氏の後ろ盾であるロシアは「証拠がない」と批判。米側はロシアにシリア政策の転換を求める構えだが、露側が応じる可能性は低い。

 会談冒頭でラブロフ氏は米国のシリア攻撃をめぐり、「同様の行為の繰り返し」を避けることが極めて重要だと述べ、米側を牽制(けんせい)。トランプ政権の「真意を理解する必要がある」と語った。ティラーソン氏は会談が「両国関係を肯定的な方向に進めることを願う」と応じた。

 ティラーソン氏は11日、先進7カ国(G7)外相会合が行われたイタリア中部ルッカで、ロシアがアサド氏を「信頼できないパートナー」と結論付けることを望むと発言し、アサド氏支持の姿勢を転換するよう要求した。ロシアのプーチン大統領は同日、シリア政権軍による化学兵器使用疑惑をめぐり、国連の関連機関に調査を要請する考えを表明。同疑惑が、欧米の結束維持に利用されているとの見方を示した。

 会談では北朝鮮情勢も協議。露外務省は11日、同問題で米国が「一方的な武力行使の可能性」を示唆していると懸念を表明した。